YASUHIROKASUGA ■■ デザイン総合学科には布の染織やデザインを学ぶテキスタイルデザインコースとデッサンや色彩を通してデザインを系統的に学ぶデザインコースがあります。両学科に共通しているのは、デザインを通して人の生活や空間を豊かにするための勉強を学生達が日々続けていることです。早稲田国際ビジネスカレッジ デザイン総合学科では、この2つのコースを通して社会と関わっていくプロを育てるためのカリキュラムを用意しています。 私にとってデザインとは「考える」ことだと捉えています。デザインを創る時に考えることはたくさんあります。「今までにあった製品にはどんな物があるのか」「どんな場所で使用するのか」「誰に使ってほしいのか」「材質や色やどんな種類があるのか」、このような様々なことを思考してデザインを創ります。 その思考をするために、市場調査や社会情勢を実践や文章として考える教育を行っています。思考してデザインしたコンセプトを実際にモノとして具現化していくのがデザイナーです。大塚テキスタイル専門学校を卒業後、婦人アパレル企画として図案制作、配色変更、捺染工場管理者として働く。その経験を活かし美術大学技術講師・捺染工場スタッフとしても働く。社団法人サイン協会2019年度日本サインデザイン賞入選。『作品制作していると必ず感動する場面が訪れます。その時間を一緒に共有したいと思います。』 この具変化する作業には、技術が必要になります。デザイン総合学科では思考から具現化するための授業を行っています。GUIDE 2023春日 泰浩デザイン総合学科 学科長サーフェイスデザイン・プリント実習 担当講師新入生のみなさんへ この学校に入学する学生は「将来自分のブランドを立ち上げたい」「街全体をデザインして美しい風景に溶け込むような街を作りたい」「染色の道を極めたい」といった様々な夢を持って入学します。夢を実現するために私たち教員は全力でサポートします。 最初は絵を描いたことがない人でも、卒業するころには市場に出しても遜色のない作品を創ることが出来ます。一緒に夢を叶えましょう。 そして入学したみなさんがデザインした作品が街中に溢れる日が来ることを今から楽しみにしています。伝統と意志のあるデザイン総合学科専門教育
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