都立高校生のための職場体験ジョブキャンプ2025に参加しました

2025年7月30日(木)・31日(金)
都立高校生のための職場体験ジョブキャンプ
2025に参加しました

この企画は東京都教育庁が都立高校35校を対象に
その学校に在籍している都立高校生に向けて
行っている企画です

参加する高校生は仕事内容を表現した6つのテーマ
(食べる・もてなす・創る・支える・楽しむ・
届ける)と、希望エリア・日程・業務・内容など
から自分の興味ある体験プログラムを見つけ、
2日間の職場体験に参加できます
プログラムに参加する高校生は数ある自分の未来の
一つをのぞいてみるといった企画です

早稲田国際ビジネスカレッジは今年で2回目の
参加になります
デザイン・韓国語・e-sportsの3分野に興味ある
高校生7名が早稲田国際ビジネスカレッジの
職場体験に来てくれました

ここでは職場体験の2日間の模様をレポートします

★DAY1 7月30日(木)
〇デザイン体験

デザイン総合学科には布の染織やデザインを学ぶ
テキスタイルデザインコースがあります
このプログラムではテキスタイルデザイナーの
仕事内容やテキスタイルデザインコース教員は
どんな仕事をしているのかを解説して体験
してもらいます

教員の仕事内容は授業運営やどんな授業を
したら楽しく、学生の将来や就職した際に
必要な知識を身につけることが出来るのかを
考えます
その他に学生管理として学生の進路や生活の
ことを、一緒に考えたりします
また色々な高等学校に行って、テキスタイルの
ことを知ってもらったり、実際に高等学校へ
行って出張授業を開催します
今回は出張授業の体験として先生役と生徒役に
分かれてプリントの体験をしてもらいました
学校で用意した柄を選んでもらい、色を自分で
創ります
落ち着いた色が好きな人や蛍光色のような
鮮やかな色を好む人など、個性が表れますね

プリントをする際に先生役はただアシストする
だけでなく生徒を盛り上げてあげなければ
いけません
作業している時に「いい色だね!」とか
「うまいっ!!」と盛り上げることで
プリントする人は気持ちよく、安心して
作業できます
これは現場のプリント工場も一緒で
アシストする人は、今プリントした
箇所が問題ないことを伝えたり、
色が少なくなったら足したりと
いったプリントする人が作業に
集中できるようにします
「先生役の人は生徒を盛り上げるんだよ!」と
伝えましたが、みんな恥ずかしがって
いました
そんな中でも女子グループは「その色かわいい」
とかワイワイしながら作業しています
女性は普段の会話から「その髪型似合うね」とか
「持ってるポーチ可愛い」とかお互いを
褒め合うので、この作業に向いていると感じました

それぞれが個性のあるエコバッグを
創ることができました

★DAY2 7月31日(金)
〇韓国語体験

2日目の体験は韓国語からスタートです
講師は当校で韓国語の講師をしてくださっている
下田智先生です
下田先生は韓国語の翻訳をしているスぺシャリスト
です

ここでは授業内容を一緒に考える体験を
してもらいました
教員の仕事として、韓国語をどうやったら
楽しく授業運営できるのかを一緒に
考えてもらいます

最初は2人の会話を考えるところから始めます
友人通しが待ち合わせて交わす言葉を
韓国語に変換します
下田先生が友達に会う時に何て挨拶するの?
って聞いたら
男子は「おう!」で女子は「おっす!」って
言っていて面白かったです
次はKーPOPの歌から日本語に似た発音を捜します
これをクイズ形式で、いくつ見つけて学生に
出題するのかを一緒に考えてもらいました

〇e-sports体験
講師は当校で動画制作の講師をしてくださっている
まつばら あつし先生です
まつばら先生は映画作品やアニメーションの
現場で制作を続け、現在は大学や専門校での
映像制作教育に従事しているスペシャリストです

冒頭でも伝えましたが教員は授業を
運営するだけでなく広報活動も行います
ここでは広報物作成の一つである
チラシ制作の方法を体験してもらいました

皆初めて使うソフトでしたが、問題なく進みます
今の子はアプリを使うのに慣れているのか
サクサク作業しています
チラシは同じモチーフを使いますが、大きさを
変えたりレイアウトを変えたりとすることで
個性が表れます
人数分だけ違うチラシを創ることができました

早稲田での2日間の研修は終了しました

最後の質問コーナーでは
「韓国語が出来るのにどれくらいかかりますか?」
「e-sportsではどんなゲームをしますか?」
「就職先はどんなところですか?」
「人生のターニングポイントは?」といった様々な
質問の中で「先生としてのやりがいは、
どんなところですか?」といった質問が
とても心に残りました

今回参加してくれた高校生は、このプログラムに
参加するためにマナーや身だしなみを事前研修で
学んでから早稲田に来てくれました
はじめての場所でとても緊張していたと
思いますが、一生懸命体験に
取り組んでくれました
何よりも夏休み期間中に、この研修に参加した
学生達は”自分の将来を見つけたい”や
”何かを得たい”といった心を持った
学生だと感じます
この気持ちを忘れずに持ち続けてほしいと思います
テキスタイルデザイン、韓国語、e-sportsで
分からない事があったら
いつでも学校を訪ねてくれると嬉しいです
教職員スタッフ一同、いつでも大歓迎です

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