FASHION X(特別講座)
access_time2023年10月14日
FASHION X さんに
お越しいただき、会社の
取り組みをお聞きしました。
10月12日(木)FASHION Xさんに
お越しいただきました。
FASHION X代表の畠山さんはNTTで
働いていました。
その時に衣服の問題点に気づき、ご自分の会社を
立ち上げ運営しています。
世界中で作られた衣服は誰も着ることがなく大量に
廃棄されたり、必要としていない国に送られて、
居住空間を逼迫するような状態になっている
とのこと。
FASHION Xさんは 各地に古着回収ボックスを
設けて、いらなくなった古着を集めています。
そのまま着られる衣服は必要な方へ販売したり、
服飾系の学生へ素材として渡しているそうです。
そこで学生達はリメイクして衣服やアクセサリーを
制作し販売しています。
特に面白かったのは、デニムを集積して椅子を
作ったものです。
生地感を残したまま、椅子の形状にとどめるのに
何回も実験を繰り返して出来上がった椅子は
とても個性があり、ショップにあったら目を引く
存在になると思います。
触った感触は”ノンウオッシュのデニムを
固めたよう”との事です。
販売を行うといった以外にも様々な取り組みを
しています。
当校では染色設備も整っているため染め直す、
プリントを施すなど今後様々な取り組みを
考えていくつもりです。
学生からは「今後の会社の取り組みについて」や
「古着を集める時に衣服の大量消費は伝えて
いますか」など、様々な質問が飛び交いました。
畠山様、本日はありがとうございました。