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新規授業「タフティング」レポート

access_time2024年10月31日

今年度から始まったタフティングの制作風景を
レポートします。
タフティングとは布に毛糸を打ち込んで、
ラグやカーペットが作れる技法です。
様々な外形を作ることが出来るので自由なデザインで
ラグやカーペットが作れます。

★下絵を写し取ります
基布となる生地に描いたデザイン画を写し取ります。
「ピザのラグが欲しい!」ってことで学生は、
デザインしました。
初めてのタフティングなので、直径50cm程度の
大きさのピザですが、その気になれば100cm以上の
巨大ピザのラグも作れます。

★専用の機材で糸を打ち付けます
機関銃のような音で糸を打ち付けます。

今回使った糸はピザ生地、トマトソース、
ピーマン、サラミ、チーズなど素材に合った
色糸を用意しました。
ピザ生地の焦げた箇所やサラミの脂など、
細かい拘りが詰まってます。

★表面を確認
糸を打ち付けた反対側が表面になります。
表面はよく見ると糸が起毛しています。
このフワフワ感の手触りが心地いいですね。

★剪毛(せんもう)
表面にバリカンをあてて糸の長さを揃えます。

今回はピザ生地の耳の箇所をわざと残して
バリカンを
あてました。

★裏打ち
裏面に基布生地を張りつけます。
専用の接着剤で貼り付けて、乾いたら
外形に合わせてカットします。

★完成
美味しそうなピザのラグが出来ました

制作者のお兄さんが、お腹すいた時に
ラグを見せて空腹を凌いでもらうそうです。
でもこれ見たら、もっとお腹空きそうですね。
テキスタイルデザインコースでは、
これから様々なラグを創っていきます。

完成したら掲載するのでお楽しみに!